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プロフィール〜文系女子大生が自由なWebエンジニアになった話
管理人の自己紹介 新橋ひかり 平成2年生まれ。一児のママ。 東京の4年制文系大学卒業後、Webベンチャー企業に就職。 1度の転職を経て、5年目よりフリーランスのWebエンジニア。 得意な言語はRuby ...
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WordPressをgit管理する(xserverで運営)
このブログはWordPressで運営しています。
WordPressをgit管理したくなって実行したので、手順を自分のメモ程度に残しておきます。
前提
- エンジニア向け(細かい用語や、バージョン管理とは何ぞやといった解説は省きます)
- サーバー環境:エックスサーバー
- クライアント環境:MacOS Sierra
ちなみに、何故git管理しようと思ったかというと・・・。
ブログの運営を継続している中で、どうしても使用しているテーマをカスタマイズする必要性が出てきてphpのコードを弄ることになったからです。
流石にphpの変更履歴は残したかったので、Wordpressをバージョン管理(git管理)することにしました。
手順
1.Macクライアントのターミナル(iTerm2)から、xserverのサーバにssh接続出来るよう設定。
- まずはエックスサーバーのサーバーパネルから管理画面にログイン。
- 『SSH設定』をクリック→ONに設定。
- 公開鍵の鍵ペアを生成
xserverでは公開鍵を使ったアクセスしかできません。
公開鍵接続の設定の際には、「サーバー上で公開鍵の鍵ペアを生成」もしくは「クライアント上で公開鍵の鍵ペアの生成」のいずれかで鍵を生成します。
どちらでも良いのですが、
サーバー上で鍵を作成すると、秘密鍵『サーバーID.key』ファイルをブラウザからダウンロードすることになるので、いささかセキュリティ的に不安があります。
野良WiFiで作業してない限り問題ないとは思いますが。
今回は、クライアント上で公開鍵を作成しました。
クライアント上でssh-keygenして公開鍵と秘密鍵を作成後、サーバーパネルから『SSH設定』→『公開鍵登録・設定』を開き、公開鍵の内容を貼り付けます。
改行で複数の公開鍵を登録することが可能です。
2.xserverのサーバー上でGitが使えるように設定
- サーバー上でgettext, curl, gitをインストール
- WordPressのバージョン管理したいディレクトリ以下でgit init
- git ignoreの作成
- ignoreする内容は、 https://github.com/github/gitignore/blob/master/WordPress.gitignore の内容を参考にさせていただきました。
3.BitBucketで管理できるよう設定
- BitBucketにリポジトリ作成。
- GitHubはプライベートリポジトリが有料なので、普段は仕事ではGitHubを使っていますが、今回はBitBucketを利用することにしてみました。
- 個人での使用感はGitHubと大差ありません。
- サーバー上ででssh鍵作成、BitBucketに登録。
- ssh鍵の登録と「デプロイ鍵の登録」というところがあるので、間違えないように。
- xserverのgitリポジトリでremote originにBitBucketのリポジトリを登録
- xserverのgitリポジトリをBitBucketにpush
以上でBitBucketでエックスサーバーのwordpressをバージョン管理出来るようになりました!
キャプチャも何も無い、不親切すぎるメモですみません・・・。
一度手順を終えてしまえば、別のクライアントPCでも1の手順を設定するだけで使えるようになります。
なお、複数人でプロジェクトを触る場合は、エックスサーバーのgitリポジトリを各クライアントにgit cloneして開発していくのが良いですね。
エックスサーバーはこういう作業でもブラウザで作業できるサーバーパネルが役立つので、凄くオススメです。
WordPressの運営サーバーを迷っている方は、スペック的にも申し分ないエックスサーバーが断然おすすめです。