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プロフィール〜文系女子大生が自由なWebエンジニアになった話
管理人の自己紹介 新橋ひかり 平成2年生まれ。一児のママ。 東京の4年制文系大学卒業後、Webベンチャー企業に就職。 1度の転職を経て、5年目よりフリーランスのWebエンジニア。 得意な言語はRuby ...
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うつ病(適応障害)からの休職、そして復職
突然暗い話になりますが、
実はわたしはうつ症状で会社を休職した経験があります。
正確には「適応障害」という、うつ病の一歩手前の症状です。
似たような状態で苦しんでいる人の参考になればと思い、復帰からだいぶたった今、記事にすることにしました。
ちなみに、適応障害の原因は「過剰なストレスによる自律神経の乱れ」だと言われています。
適応障害とうつ病は、原因と症状が非常に似ているので、精神科医でも診断が難しく、病状の経過を見た上で診断を変更することもよくあるそうです。
エンジニアの私がうつ病(適応障害)になった理由
私が適応障害になった理由は、言うまでもなく職場のストレスが原因でした。
ストレスは大きく分けて2つあり、
1つは人間関係に関するストレス、もう1つは業務内容の不適合によるストレスでした。
よくうつ病を発症される方は、過酷な労働環境や、労働時間の圧倒的超過といった、過労が原因となることが多いと聞きます。
ですが、恥ずかしながら、私の場合はそうではありませんでした。
残業はそんなにありませんでしたし(あっても1時間程度といった、至極ホワイトな企業)、上場企業でしたので、労働環境が劣悪ということもありません。
つまり、過労でなくともうつ病になる可能性はあるのです。
もし今、自分がうつ病かもしれないと悩んでいる人で「残業がひどいわけでもないし、自分が甘いだけかも」と思っている方が居たら、全力でお伝えしたいです。
労働時間や労働環境だけがうつ病の原因ではありません。
前述の通り、人間関係の悪化や、自分が望まない仕事に従事しているなど、精神的なストレスの要因はいくらでも他にあります。
うつ病だと実感した5つの症状
私がうつ病だと実感して、病院に行く決心をした頃には、以下の5つのような症状がありました。
- 休日は元気になるものの、日曜日の夜(翌日に出勤)になると酷く憂鬱な気分になる
- 翌日が仕事だと思うと深夜まで眠れなくなる
- 朝、身体が鉛のように重たく、布団から起きられなくなる
- 通勤中の電車で吐き気やめまいなど、体調不良になる
- 仕事のことを考えて家で泣き出すことがある
うつ病や適応障害は、世の中的に「甘え」だと見られる傾向があります。
何より、本人自身が「倒れるほど体調が悪いわけでもないのに、こんな程度でうつなんて甘えだ」と思ってしまいがちです。
※特に、適応障害の場合は、ストレスから離れると症状が改善するため、休日には元気になるのが通常です。症状の持続性がなくとも、立派な病気なのです。
精神科や心療内科への通院も、ものすごくハードルが高いですよね・・・。
そんななか、特に5番目の症状で、
家で仕事のことを考えて泣き喚いてしまったことをキッカケに、
「さすがにこれは普通の状態じゃない」
と自分で自分の状況を判断し、精神科に通院する決心をしました。
エンジニアだからこそ、最終的には転職という手もある
結論からいうと、私は適応障害の診断を受けてから会社を数ヶ月休職しました。
実は、自分が病気になるまで「休職」という制度の存在すら知らなかったのですが、
すぐに退職、転職とするよりも、結果的に見ると影響の少ない「休職という選択肢」は是非頭に入れておいて下さい。
ですが、エンジニアだからこそ、早々に会社に見切りをつけて転職するという可能性もあります。
私は過去に転職経験があったので、
最悪復職できなくても、いざとなれば転職できると、「エイヤ!」という思いで休職の申し出をしました。
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結果、うつ病になる前の適応障害の時点で休職したのが功を奏して、私は無事に復職することができました。
適応障害になっている時点で、十分思い詰めているのですが、
もっとまじめな人ほど最後まで病院にいけず、うつ病の症状が重くなって治療も長引きます。
どんな病気もそうですが、早期発見、早期治療が一番大事です。
未来の自分のためにも、辛い時に無理をせず、休むことを許可してあげてくださいね。